UEZA Mari
作家
1949年 函館市生まれ
函館中部高校,函館大谷短大卒
高校時代から創作を始め,平成5年頃から時代小説に取り組む。
平成7年「幻の声」で第75回オール読物新人賞を受賞しデビュー。
以来,「髪結い伊三次」が連続テレビドラマ化されるなど注目を集め,平成12年「深川恋物語」で吉川英治文学新人賞,平成13年「余寒の雪」で中山義秀文学賞を受賞。人情味溢れる市井物を中心に幅広く時代小説を手がけ,多くの読者を魅了し続けている。
2002年(平成14年) 函館市文化賞受賞。
代表作
「幻の声-髪結い伊三次捕物余話」(平成9年4月・文芸春秋刊)
「泣きの銀次」(平成9年12月・講談社刊)
「雷桜」(平成12年4月・角川書店刊)
道南関連書籍
「余寒の雪」(平成12年9月・実業之日本社刊)~「蝦夷松前藩異聞」収録
「桜花を見た」(平成16年6月・文藝春秋刊)~「夷酋列像」「シクシピリカ」収録
「憂き世店-松前藩士物語」(平成16年6月・朝日新聞社刊)
「たば風-蝦夷拾遺」(平成17年5月・実業之日本社刊)